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オーストラリア中央銀行、政策金利を4.75%に据え置き

オーストラリア中央銀行は3日の金融政策決定会合で、5回連続となる政策金利の4.75%に据え置きを決定しました。現在、オーストラリアドルの価格工場により物価をある程度コントロールされていると見ています。 「為替価格の上昇は、消費財の価格を今後の四半期抑えられるだろう」とコメントしています。豪ドルは今週、米ドルに対して1豪ドル=1.10米ドル台の節目まで上昇する場面もありました。

ただ、政策決定会合で政策金利を据え置きを決定したこと、今すぐの利上げの示唆をしなかったことから、売りが多くなり豪ドルは下落しています。金利先物市場では8月の利上げの可能性が40%織り込まれた価格になっています。市場からは、数営業日は売りが出やすい場面が続き、最近の豪ドル相場上昇が一服すると予想しています。

豪ドル最高値更新、対米ドル1.10越えが視野に

オーストラリアドル相場は、米ドルに対して上昇をし続けており、1983年の変動相場制移行後の最高値を更新しました。約29年ぶりの高値水準にあります。アメリカ連邦準備理事会が27日に金融緩和策の続けるとの発表を受け、豪ドル買いに繋がっています。

1豪ドル=1.0900米ドルのオプション・バリアーを超えており、1.0948米ドルまで上げています。一部の投資家からは、豪ドルの1.1000米ドルごえをしっかりと視野に入っているとコメントしています。また、市場ではオーストラリアドルはアジアの各中央銀行による大量の買いに支えられていると見ています。

オーストラリアの第1四半期(1・3月)の消費者物価指数が市場予想より高い結果になり、上昇率が高まったことで、オーストラリアドルへの買い圧力が増しました。市場は現在、2011年内のオーストラリアドル利上げの可能性をより高く織り込み始めています。

豪ドル上昇、CPI指標で利上げ観測

豪ドル相場は、対米ドルで取引来高値を更新しました。1・3月期のオーストラリア消費者物価指数が1.6%上昇と市場の予想よりも向上しており、市場での利上げ観測が出始めています。1.0831米ドル付近まで値を上昇させましたが、1.09米ドル米ドル付近にオプション・バリアーが存在しており、これ以上の上昇はありませんでした。

また、米ドルは幅広い通貨に対して下落しました。アメリカ連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が、連邦公開市場委員会の終了後、金融緩和策の終了をすぐに終わらせることはないとのコメントを受け、米ドルの軟化に繋がっています。

市場では「洪水の関係でオーストラリア準備銀行はCPIの数値に左右されることはないと考えられるが、今後のインフレ懸念に注目が必要」とコメントしています。

豪ドル円の下落の要因

豪ドルは一時88.46円まで価格を上げましたが、高値をつけた後は少しずつ安くなる傾向での推移が続いています。お昼過ぎには一時87.98円と、本日の取引開始直後に付けた88円の安値を超える価格まで下落しました。

この下落の要因としては、金の価格上昇が落ち着いたことや、上海株が下落している、それまで日経平均のリスクを積極的に取る動きが後退などです。豪ドル/米ドルは一時、変動相場制移行の最高値を更新しましたが、更新後は1.0800ドルが意識されはじめ、上値を攻めきれずに反落し出すと、その動きに連れて豪ドル/円も値を下げたと考えられれます。

今年1月にオーストラリアでは「復興税」として、1年限定の増税(税収は18億豪ドルを見込む)を実施することを伝えていますが、現時点ではこの決定がオーストラリア経済にどう影響するのか今後の動きに注視したいところです。

NYダウ先物下落につられ、豪ドル円も下落

15日の東京時間の午前のドル円は一旦上昇した後に下落。ドル買いの思惑が入り、9時前に83.78円まで値が上がった。その後、上海株や時間外のNYダウ平均先物の下落を要因にしたクロス円の下げに連れらる形になり、83.50円付近まで下落しました。

また、豪ドル/円も下落しています。中国の経済指標に対する反応はあまり影響ありませんでしたが、上海株や時間外のNYダウ平均先物の下落により、リスク回避の動きが見られ、一時87.80円前後まで値を下げています。