お昼過ぎから始まった下落が、欧州時間に入ってからも各金融市場でリスク回避の傾向が続いています。膠着状態の中で欧州の債務懸念が格段に高まりユーロが下落しました。ドル円は1カ月ぶりに80円を割り込んでいる状態です。イタリアやアイルランドのクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)が上昇。市場関係者によると、クレジット市場でイタリアの期間5年のCDSが上昇し、アイルランドの期間5年のCDSが0.64%上昇し過去最高の11.75%まで高まっています。

ユーロ下落の影響で豪ドル相場でも、米ドルと円に対して約2週間ぶりの安値水準に下落しています。一時、84円を割る場面もありました。ユーロ圏債務懸念が高まっていることで、各投資家がリスク取引を減らし、リスク回避傾向の取引を盛んにしたことが背景にあると思われています。